離床センサーの価格は、センサー単体なら数万円、ナースコールにつなぐ部品や無線の送受信機を含めると10万円を超えるものもあります。メーカーが公式サイトに価格を載せている例では、マットセンサー単体が2万8千円、ナースコールにつなぐセットが3万8千円、無線のセットが10万7千円などです。
この記事では、メーカー公式の掲載価格を例に、離床センサーの費用が何で決まるか、購入とレンタルの違い、見積もりで確かめることを整理します。
離床センサーの価格は、いくらくらいか
| 製品の例(竹中エンジニアリング) | 方式 | 公式サイトの掲載価格 |
|---|---|---|
| マットセンサー MA-48 | 床置きマット(単体) | 28,000円 |
| マットセンサー ナースコールセット NS-MA48 | 床置きマット+ナースコールにつなぐ部品 | 38,000円 |
| マットセンサー ワイヤレスセット WNS-HC48 | 床置きマット+無線の送受信機 | 107,000円 |
| ベッドセンサー BS-2/BS-3 | マットレスの下に敷くシート | 30,000円/45,000円 |
| ベッドコーナーセンサー B-CC | ベッドの降り口の角に敷く | 40,000円 |
| 人の動きセンサー HM-1B | 赤外線(壁付け) | 17,000円 |
価格はメーカーの製品ページに載っている金額で、税込か税抜かの表記はありません(2026年10月27日確認)。実際の購入価格は販売店や数量で変わります。公式に価格を載せているメーカーは多くないため、ほかの製品は見積もりで確かめることになります。
離床センサーの費用は、何で決まるのか
| 費用の要素 | 中身 |
|---|---|
| センサーの方式 | マット・シート・赤外線など。早い段階で知らせる型や、誤反応を抑える機能が付くほど高くなる傾向 |
| ナースコールとのつなぎ方 | 有線でナースコールの差し込み口につなぐ部品か、無線の送受信機か。無線は機器が増えるぶん高くなる |
| 台数 | 必要な方の居室だけか、全居室か |
| 通知の受け方 | 詰所の親機で受けるか、スマホや専用端末に届けるか。届け先の仕組みに別の費用がかかることがある |
| 消耗と交換 | マットは踏まれて傷む。予備と交換の費用も見込む |
購入とレンタルは、どう違うのか
施設が設備として入れる場合は、購入か、販売店のレンタル・リースが中心です。介護保険の福祉用具貸与でレンタルできる「認知症老人徘徊感知機器」は、在宅で暮らす利用者が個人で借りるもので、施設がまとめて入れる設備には使えません(サービス付き高齢者向け住宅などで、入居者が在宅サービスとして借りる場合は別です)。
見守り機器の導入には、都道府県の介護テクノロジー導入支援事業が使えることがあります。対象はTAISで「介護テクノロジー」として選定された機器で、基準額は見守り機器で1台30万円です。詳しくは介護テクノロジー導入支援事業で書いています。
センサーと合わせて、呼び出しをスマホへ
ソクラクのナースコールは、電池式の呼び出しボタンから、LINE WORKS・Slack・Teams・LINEに呼び出しを届けます。センサーの通知と同じスマホで、利用者が自分で押す呼び出しも受けられるようにできます。
- 配線工事なし。電池式のボタンを置くか貼るだけで、1フロア・1台から試せます
- いつ・どの部屋から呼ばれたかを自動で保存します
- 初期費用は10部屋・1フロアで32万円〜、月額は基本利用料1万円+ボタン数に応じた利用料(税別)
ソクラクが扱うのは利用者が押す呼び出しボタンです。離床センサー・マットセンサー・徘徊センサーなどの見守りセンサーは、現在は取り扱っていません。
見積もりでは、何を確かめるのか
| 確かめること | 理由 |
|---|---|
| いまのナースコールのメーカーと方式 | 接続部品が方式ごとに分かれているため |
| 無線の届く範囲 | 鉄筋の建物や金属の間仕切りで届く距離が短くなることがある |
| 電池の持ちと交換 | 無線の送信機は電池式が多い。残量を知らせる機能があるか |
| 予備と保守 | 壊れたときにすぐ替えられるか |
よくある質問
離床センサーは、1台いくらくらいですか
メーカーが公式に価格を載せている例では、マットセンサー単体が2万8千円、ナースコールにつなぐセットが3万8千円、ベッドの下に敷くシート型が3万〜4万5千円です。無線で送るセットは10万円を超えるものもあります。税の扱いや実際の購入価格は販売店に確かめてください。
介護施設で、離床センサーを介護保険でレンタルできますか
介護保険の福祉用具貸与は、在宅で暮らす利用者が個人で借りる制度です。施設が設備として入れる離床センサーには使えません。施設では購入か、販売店のレンタル・リースになります。
離床センサーに補助金は使えますか
都道府県の介護テクノロジー導入支援事業で、TAISで「介護テクノロジー」として選定された見守り機器なら対象になります。補助率や募集の時期は都道府県ごとに違います。
関連ページ
参考:竹中エンジニアリング製品ページ(マットセンサー MA-48・ナースコールセット NS-MA48・ベッドセンサー BS-2/BS-3・TX-BS3・ベッドコーナーセンサー B-CC・人の動きセンサー HM-1B・ドア・窓センサー送信機 HCT-115・クリップ緊急センサ送信機 HCT-CS30)、厚生労働省「介護テクノロジー導入支援事業実施要綱」(令和8年度)、福祉用具貸与の種目(平成11年厚生省告示第93号)(2026年10月27日確認)。

