人と情報をつなぐイメージ

SYSTEM DEVELOPMENT

カルテに載らないタスクを、
患者IDで1つのダッシュボードに

薬を発送したか。請求は終わったか。未入金は残っていないか。引き継ぎは対応されたか。そもそも、その患者を誰が担当しているのか。カルテには載らないのに、患者ごとに管理しなければならないものがあります。それを患者IDで束ねて、1つのダッシュボードにします。

  • 2院自社で運用中
  • API連携カルテ・予約SaaS
  • 受託開発要件から一緒に

ISSUES

こんなご相談をいただきます

  • 薬を発送したかどうかが、カルテを見ても分からない
  • 請求が終わっているか、未入金が残っていないかが、別のExcelにある
  • 引き継ぎ事項が対応されたのか、誰も追えていない
  • そもそも、その患者を誰が担当しているのかが分からない
  • カルテ・スプレッドシート・メモ帳・紙に散っていて、探す時間のほうが長い
  • SaaSは入れたが、うちの運用に合わない部分だけが手作業のまま残っている
  • 同じことを複数のシステムに二重入力している

WHY

なぜ、カルテだけでは
管理しきれないのか

電子カルテは、医療情報を管理するために作られています。診療の記録はそこに正確に残ります。ただ、そのスコープの外にあるものには、載せる場所がありません。

だから患者に紐づくタスクは、Excel・スプレッドシート・メモ帳・紙に散ります。散った時点で、終わったかどうかも、誰が持っているのかも分からなくなります。患者IDという共通の軸はあるのに、それで束ねられていない。

カルテだけのとき

  1. 診療の記録は、カルテに正確に残る
  2. そのスコープの外にあるものは、載せる場所が無い
  3. Excel・スプレッドシート・メモ帳・紙に散る
  4. 終わったかどうかが分からない
  5. 誰が持っているのかも分からない

患者IDで束ねたとき

  1. 診療の記録は、カルテのまま
  2. カルテの外側だけを、患者IDで束ねる
  3. 散っていたものが1か所に集まる
  4. 終わったかどうかが見える
  5. 誰が持っているかが見える

カルテを入れ替える話ではありません。カルテはそのままに、その外側だけを埋めます。

WHAT WE DO

既製のシステムを置き換えず
足りないところだけを作ります

いま動いているものを止めるのは、現場にとって一番つらい選択です。私たちは入れ替えを前提にしません。既存のシステムはそのままに、そこに載らない情報を外側で持ち、IDでつなぎます。

  • 01

    カルテIDを軸に束ねる

    患者さんを identify する軸をカルテIDに置き、予約・施術履歴・やり取り・確認事項をそこに紐づけます。どこから見ても同じ人の情報が揃う状態を作ります。

  • 02

    確認事項を一括で持つ

    同意の取得状況、既往やアレルギー以外の申し送り、次回触れること、支払いの状態。院ごとに違う「確認したいこと」を、項目から一緒に設計します。

  • 03

    役割ごとに見せ方を変える

    受付・カウンセラー・施術者・管理者。それぞれ見るべきものだけが出るようにします。全員が同じ一覧を眺める状態は、結局だれも見なくなります。

  • 04

    画面を増やさない

    可能な範囲で、いま使っている業務ツールへ通知を流します。専用の画面を開かないと気づけない仕組みは、現場では続きません。

DASHBOARD

ダッシュボードに、何が並ぶのか

スタッフはそれぞれ別の場所に書いています。受付は予約システム、カウンセラーはメモ、事務はExcel。それを患者IDで束ねて、1つの画面にします。

  • 受付
  • カウンセラー
  • 看護師
  • 医師
  • 事務

それぞれが、別々の場所に書いている

患者IDで束ねる

  • 主に事務

    薬の発送

    発送したのか、届いたのか。発送した分が在庫にどう効くのか。患者IDに紐づけておくと、その先の在庫までつながります。

  • 主に受付・事務

    請求と入金

    請求が終わったのか、未入金が残っていないのか。回収できたところまでを、その患者の1件として閉じます。

  • 担当者・管理者

    引き継ぎと担当

    次に何をするのか、期日はいつか、誰が持っているのか。役割ごとの一覧に出るので、頭の中に置かずに済みます。

患者IDに紐づけて管理するもの

管理するものいま起きていること
薬の発送発送したか、届いたかがカルテに載らない
在庫・発注発送した分が、在庫に反映されない
請求請求が終わったかが、別の表にある
未入金回収できたのかを、誰も追っていない
引き継ぎ事項次回触れることが、担当者の頭の中にある
担当者誰が持っているのかが分からない
同意・確認事項取得済みかどうかが、紙で残っている
院ごとに違います。何を並べるか、誰にどこまで見せるかは、実際の運用に合わせて決めます。

気づく場所は、いま使っているチャットで

期日が来たもの、止まっているもの、来院時に出す申し送り。LINE WORKS・Slack・Microsoft Teams へ流します。専用の画面を開かないと気づけない仕組みは、現場では続きません。患者さんとのLINEのやり取りそのものを設計する話は、自社LINE開発のほうで扱っています。

※ 図はイメージです。並べる項目も、誰にどこまで見せるかも、院ごとに違います。

HOW

どうやって、つなぐのか

電子カルテや予約システムに、メディカルフォースのようなクリニック向けSaaSをお使いの場合。そのカルテIDを受け取り、そこに載せられないものを外側で持って、一覧と通知を作ります。

  1. IDを受け取る

    お使いのシステムが提供する連携手段(API等)の範囲で、患者を特定するIDと必要な情報を受け取ります。使える手段は製品によって異なるため、最初にそこを確認します。

  2. 管理する項目と、担当の持ち方を決める

    何を、誰が、いつまでに。項目・ステータス・担当の持ち方を、実際の運用に合わせて決めます。ここを詰めずに作ると、また使われない画面が増えます。

  3. 一覧と通知を作る

    ロール別の一覧、期日が来たら戻ってくる保留、来院時に出る申し送り。LINE WORKS・Slack・Teams などへの通知もここで設計します。

  4. 現場で回して直す

    使い始めてから直したくなる部分は必ず出ます。運用に合わせて調整していく前提で組みます。

なお、手順が決まっているだけの作業なら、作らずに済むこともあります。その場合は業務自動化(RPA)で、いまのシステムのまま機械に渡します。判断が要るところはAI導入のほうです。

※ 製品名は連携の対象例として挙げているもので、各社との提携関係を示すものではありません。実際に何がつなげるかは、お使いの製品が提供している連携手段によって決まります。

PROOF

自分たちで作って、自分たちで使っています

AFRODE CLINIC では、患者の医療情報はすべてカルテにあります。カルテに載らない患者ごとの処理は、別の運用として切り出しています。このページに書いているのは、そこで実際に回している考え方です。

受託だけをしている会社ではありません。次の4つも、自院で困ったことを解くために作り、いまも運用しているものです。作って終わりにならない設計を、実際に運用しながら確かめています。

PROCESS

クリニック向けシステム開発の進め方

  1. 困っている場面をうかがう(無料)

    「何を作るか」ではなく「いまどこで詰まっているか」から。既存の仕組みや運用の変更で足りるのであれば、そうお伝えします。

  2. つなぐ範囲を決める

    お使いの製品が何を提供しているかを確認し、どこまで連携するかを決めます。ここで作る量が決まります。

  3. 要件と運用の設計

    項目、ロール、ステータス、通知の粒度。画面の前に運用を決めます。

  4. お見積もりとご提案

    作る範囲が決まってから金額をお出しします。段階を分けて、小さく始める組み方もご提案します。

  5. 開発・連携

    構築し、既存システムとつなぎます。テストは実際の運用の流れで行います。

  6. 運用開始と調整

    使いながら直します。現場の声を見ながら、運用に合わせて手を入れていきます。

SCOPE

お引き受けする範囲

お引き受けできることお引き受けしないこと
既存システムとの連携を含む受託開発電子カルテそのものの開発・置き換え
患者IDを軸にしたダッシュボード(発送・請求・未入金・引き継ぎ・担当)医療機器に該当するソフトウェアの開発
ロール別の一覧、通知、期日管理、担当の割り当て診断や治療の判断に関わる機能
業務ツール(LINE WORKS・Slack・Teams等)への通知お使いの製品が連携手段を提供していない部分
運用開始後の調整・保守他社システムの不具合対応
個人情報・診療情報を扱う前提での設計になります。責任範囲を含めて、最初にすり合わせたうえで進めます。

LEAD

誰が、つくるのか

医療に詳しいだけの開発会社ではありません。国内でも最大級の購買データを扱う企業で、グループ全体の分析基盤を統括してきた人間が、そのまま責任者に入ります。データの持ち方を分かっている人が要件を聞くかどうかで、3年後に効いてくる部分が変わります。

山田 慎也

山田 慎也株式会社Medical Wellness Partners 共同創業者 COO

小売で世界13位、国内でも最大級の購買データが集まる企業で、グループ全体の分析基盤の統括を担当。数千万人規模の購買行動を扱う設計と、クリニックの現場で起きることの両方を見てきました。データの量が変わっても、最初に決めるべきことはあまり変わりません。

  1. 2014京都大学大学院 情報学研究科 卒
  2. 2016株式会社GRI シニアデータアナリスト
  3. 2019セブン&アイ・ホールディングス(小売事業 世界13位)
    AIデータテクノロジーユニット/グループ分析基盤統括者として参画
  4. 2021株式会社GRI 顧問
  5. 2016〜AGAクリニック(2019年に事業譲渡)、メンズケアクリニック、
    AFRODE CLINIC を創業。現在も自社で運営

FAQ

よくある質問

  1. カルテに全部書いてはいけないのですか

    いけないわけではありませんが、載せる場所がないことがほとんどです。電子カルテは医療情報を管理するために作られていて、発送の状況や請求の進み具合、誰が担当しているかを持つようにはできていません。無理に備考欄へ書くと、探せなくなり、集計もできなくなります。カルテはそのままにして、その外側を別に持つほうが現実的です。

  2. 誰が担当か分からない、という状態も管理できますか

    できます。むしろそこが主な目的です。担当と期日を患者IDに紐づけて持ち、役割ごとの一覧に出します。「自分に残っているもの」と「誰にも持たれていないもの」が、それぞれ見える状態になります。担当が変わったときも、引き継ぎ事項がその人の頭の中ではなく画面に残ります。

  3. Excelやスプレッドシートでの管理と、何が違いますか

    3つあります。どれが最新かで迷わないこと。誰がいつ触ったかが残ること。患者IDで他の情報とつながること。それと、見せる範囲を役割ごとに分けられます。Excelは始めるのが早い代わりに、増えると誰も全体を把握できなくなります。1つの表で回っているうちは、無理に作り替える必要はありません。

  4. 医療の事情を、一から説明しなくて済みますか

    自社でクリニックを2院運営しています。カルテに何が載って何が載らないか、受付とカウンセラーと施術者で見たいものがどう違うかは、日々見ている側です。やりたいことの背景から説明していただく必要はありません。

  5. クリニック向けのシステム開発は、いくらくらいかかりますか

    作る範囲によって変わるため、最初に「何をどこまで作るか」を決めてからお見積もりします。全部入りを目指さず、いちばん効く機能を1つ出して、使われ方を見てから足す進め方をおすすめしています。

  6. いま使っている電子カルテはそのままで大丈夫ですか

    はい。置き換えは前提にしていません。既存のシステムはそのままに、そこに載らない情報を外側で持ち、カルテIDでつなぐ作り方をします。

  7. メディカルフォースなどのSaaSと連携できますか

    お使いの製品が提供している連携手段(API等)の範囲で可能です。何が使えるかは製品によって異なるため、最初にそこを確認してから設計に入ります。なお、各社との提携関係を示すものではありません。

  8. どのくらいの期間で使えるようになりますか

    連携の範囲と機能の数で変わります。1機能から小さく出す進め方であれば、要件を決めてから短期間で出せる場合もあります。まず現状をうかがって日程をお出しします。

  9. 開発した後の保守もお願いできますか

    できます。使い始めてから直したくなる部分は必ず出るため、運用に合わせて調整していく前提で組みます。

CONTACT

仕様が固まっていなくて構いません

いまお使いのシステム、困っている場面、施設の規模。この3つをお知らせいただければ、つなげる範囲と進め方をお出しします。作らずに済む方法があれば、それもお伝えします。

    気になっているもの 任意・いくつでも

    送信いただいた内容は、ご相談への回答にのみ使用します。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。