離床センサーの誤報・鳴りすぎを減らす方法|原因別の対策と機器の見直し

離床センサーの誤報・鳴りすぎを減らす方法|原因別の対策と機器の見直し(ソクラクのコラム/介護施設の見守り)

離床センサーの誤報や鳴りすぎは、置く位置、知らせるタイミングの設定、介助中の扱い、電波や電池の4つで多くが説明できます。鳴りすぎると職員が通知に慣れて駆けつけが遅れ、本当に必要なときに間に合わなくなります。
この記事では、原因ごとの対策と、機器そのものを見直す目安を整理します。

目次

離床センサーが鳴りすぎるのは、なぜか

原因よくある場面
置く位置マットが本人の足をつく位置とずれている。マットの上に物が置かれている
知らせるタイミング寝返りや姿勢を直しただけで、起き上がりと判定される
介助中職員が介助でマットを踏む、ベッドに体重をかけるたびに鳴る
電波・電池無線の電波が届きにくい。電池が減って動きが不安定になる
使い方必要のない方にまで使っている。いつまで使うかが決まっていない

原因ごとに、どう対策するのか

対策中身
置き方を直す本人が降りる側と足をつく位置に合わせる。平らで砂や粉のない床に敷き、上に物を置かない(メーカーの取扱説明書の注意)
判定時間を延ばす起き上がりの判定時間を設定できる製品なら、少し長くする。メーカーの例では1〜8秒から選べる
休止機能を使う介助中は一時停止する。メーカーの例では約5分間止められる
方式を変える寝返りで鳴るシート型から降り口の角に置く型へ、など本人の動きに合う方式に
電波と電池を確かめる無線はテレビやOA機器、金属の間仕切り、アルミ箔付きの断熱材の近くで不安定になることがある。電池の残量を知らせる機能を使う

どの対策も、直したら実際の使い方で鳴るかを試し、1〜2週間の通知の回数を見るところまでがひと組です。

機器そのものを見直すのは、どんなときか

置き方と設定を直しても鳴りすぎる、反対に必要なときに鳴らない、という場合は、方式が本人の動きに合っていない可能性があります。マット型とシート型の違いは介護用マットセンサーと介護施設のベッドセンサー、使い続けるかどうかの基準は離床センサーの使用基準と解除基準で書いています。

通知の受け方から、鳴りすぎの負担を減らす

ソクラクのナースコールは、呼び出しを LINE WORKS・Slack・Teams・LINE に届け、ボタンごとに通知の内容や宛先を分けられます。いつ・どの部屋から呼ばれたかが残るので、呼び出しが集まる時間帯の見直しにも使えます。

  • 配線工事なし。電池式のボタンを置くか貼るだけで、1フロア・1台から試せます
  • いつ・どの部屋から呼ばれたかを自動で保存します
  • 初期費用は10部屋・1フロアで32万円〜、月額は基本利用料1万円+ボタン数に応じた利用料(税別)

工事不要のナースコールについて見る

ソクラクが扱うのは利用者が押す呼び出しボタンです。離床センサー・マットセンサー・徘徊センサーなどの見守りセンサーは、現在は取り扱っていません。

よくある質問

離床センサーが鳴りすぎて、職員が疲れています。何から直せばよいですか

まず1〜2週間、いつ鳴ったか、駆けつけたら何が起きていたかを記録します。寝返りで鳴っているのか、介助中に鳴っているのかが分かれば、判定時間の設定や休止機能、置き方のどれを直すかが決まります。

離床センサーの音を小さくしたり、切ったりしてもよいですか

音や通知を切ると、本当に必要なときに気づけません。鳴りすぎる原因を直すのが先です。使う必要がなくなった方は、記録を残したうえで使用をやめます。

無線の離床センサーが、ときどき反応しません

電波の届き方と電池を確かめます。鉄筋の建物や金属の間仕切り、テレビやOA機器の近くでは届く距離が短くなることがあります。中継器や受信機の位置を見直します。

関連ページ

参考:竹中エンジニアリング製品ページ(マットセンサー MA-48・ナースコールセット NS-MA48・ベッドセンサー BS-2/BS-3・TX-BS3・ベッドコーナーセンサー B-CC・人の動きセンサー HM-1B・ドア・窓センサー送信機 HCT-115・クリップ緊急センサ送信機 HCT-CS30)、テクノスジャパン「コールマット・徘徊コールⅢ HC-3」取扱説明書、『テクノス通信』vol.50(2026年10月27日確認)。

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